平成27年度歯・口の健康に関する図画ポスターコンクール

日本学校歯科医会入賞作品
(大阪市代表)優秀賞

鶴見小学校1年

武部彩花さん

低学年歯みがき指導

概要

 大阪市の児童の2年生を対象に平成7年から始まった歯みがきの保健指導です。初年度は117校から始まりましたが、年々実施校が増えて平成24年は小学校が292校 特別支援が8校と300校で実施されている人気のある保健指導です。


 この歯みがき指導は、大阪市教育委員会 大阪府歯科衛生士会から派遣された2名の歯科衛生士によって学級単位でおこなれている体験学習型の保健指導です。


 指導内容は、むし歯菌、歯垢、第一大臼歯などの説明をして、上顎中切歯1本を染め出して、歯垢を自分の目で見て、スケッチして その染色状況を4段階で自己評価をさせます。その後、鏡で見ながら時間をかけて丁寧に歯みがきをさせます。そして、2回目の染色を行ないこれも4段階で自己評価させることによって、児童が自分の歯みがきの問題について気づき、歯垢を完全に取る方法を工夫させるという問題発見・問題解決型の歯みがき指導を行なっていす。

児童は、歯みがきの目的が歯垢を取ること、みがいている事とみがけている事は違う事、1本ずつ丁寧にみがくこと 歯ブラシの毛先の当て方、歯垢の付着を少なくする方法を学んでいきます。

 

1回目と2回目の歯垢染色の結果は下記の通りです。

                1回目    2回目
1 赤く染まらなかった       0.34% →  74.40% 
2 少し赤く染まった        42.84% →  25.51%
3 半分ぐらい赤く染まった   33.69%   →  0.02%
4 ほとんど全部赤く染まった  23.14% →  0.00%

 朝に歯をみがいてきたはずなのに、染めだしをすると真っ赤になっているのを知った驚きの表情や、それを自分で工夫して取って綺麗になり、2回目の染めだしではほとんど歯垢が付いていないと知った時の歓びの表情が印象的です。1回目の染色で歯の半分以上に歯垢が残っていたのが56,83%だったのが 2回目の染色では0%になるという良い結果が出たことから 子どもたちは「自分はやればできるんだ」という自己実現のできる子どもになれることを目的としています。 

開催の様子

内容

前歯1本に染め出しをして、歯垢を完全に取ることを覚えることにより、自分の口にあった歯みがきを習得する

対象・人数

希望する大阪市立小学校(2年生)特別支援学校 300校で実施 (17,765人)(平成24年度)
募集方法

大阪市立教育委員会から案内を送り、希望校は大阪市教育委員会に申し込む。
実施時期:9月~3月
場所:各小学校2年生の教室

しこうチェックカード
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